「ホストは、顔を出さないといけないので」— 福祉の仕事をしながら応募した24歳・りょうすけさんが、女性用風俗セラピストを選ぶまで
Ikeo
イトウ
2026年9月10日

※本メディア「イケオラボ」は、女性用風俗ストロベリーボーイズが運営しています。
今回の主人公は、福岡で福祉の現場のサポート職として働く24歳・りょうすけさん。コミュニケーション能力を活かせる仕事を探すなかで、最初に思い浮かんだのはホストでした。でも選んだのは、女性用風俗のセラピスト。理由は「顔をフルで出さなくていいから」。求人をどう探し、何が不安で、何が決め手だったのか。取材はバイト終わりの夜、画面越しに1時間。途中から取材する側の私が敬語を捨てるほど、話しやすい人でした。
この連載では、実際に応募したセラピストに「応募前に何を考えていたか」を聞いています。セイラさん(35歳)は応募から掲載までのプロセスを、りくさん(23歳)は面談で強みが見つかるまでを、ミヤビさん(31歳)はChatGPTで求人を探した話をしてくれました。りょうすけさんの話は、「顔を出したくない」という、応募をためらう人が最も多く抱えている条件についての記録です。
## 1. 経歴: 福祉の現場で、人を支える仕事をしている24歳
りょうすけさんは福岡育ちの24歳。今は福祉の現場で、資格は持たないままサポートの仕事をしています。身長176cm。「肩幅が広くてがっしりして見える」と本人は気にしていますが、この業界ではむしろ長所です。
── 福祉の仕事をやれる人って、ホスピタリティはばっちりですよね。
「だといいんですけど(笑)。そうなはずです。初対面の人と話すことに苦手意識は全くなくて、人と距離を詰めるのは早い方だと思います。自分で言うのもあれですけど、末っ子なので、仲良くなるとどんどん砕けていっちゃいますね」
実際、取材の冒頭で私が「爽やかですね」と言うと、「いやいや、バイト終わりで髪ボサボサで」と即座に落として笑いに変えました。褒めれば下げる、怒れば「反省します」と笑う。この受け答えのテンポが、彼の一番の武器です。
## 2. きっかけ: ホストは顔を出す。だから、こっちだった
── この仕事を始めようと思ったきっかけは?
「正直に言うと、家庭の事情もあって、ちょっとお金が必要かなというのがありました。その中で、僕は昔からコミュニケーションが苦手じゃないし、テレビとかを見ていても、ホストみたいな仕事は得意な部類なんだろうなと思っていたんです。ただ、ホストはすごく顔を出さなきゃいけない。恥ずかしいとかではないんですけど、そこは避けたくて。自分のコミュニケーション能力を活かせるなら、こういうお仕事かなと」
> ホストは、顔をめっちゃ出さなきゃいけないんですよ。自分のコミュニケーション能力を活かせるなら、こっちのお仕事かなと思って。
> ── りょうすけさん(24)
書き手として補足すると、ストロベリーボーイズでは**顔をフルで出さないセラピストの働き方を認めています**。りょうすけさん自身、SNSやプロフィールで顔をフルには出さない方針です。その代わり、面談で見つかった「別の武器」を前面に出すことになりました(後述します)。
## 3. お店探し: まとめサイト → 「ホームページが可愛かった」 → LINE登録
── この仕事、もともと知っていましたか?
「知らなかったです。コミュニケーションを取る仕事、女性とお話しする仕事、と色々調べていったら、こういうお仕事が出てきたので、応募してみようかなと」
── どうやって、このお店にたどり着いたんですか?
「最初に見たのは、まとめサイトみたいなところにお店が載っていて、そこからホームページに飛んで、LINE登録して、だったと思います。色々お店を見たんですけど、一番はホームページが可愛かった(笑)。こういうのって分からない世界でもあるから、ちょっと怪しそうだったり、綺麗すぎるサイトだと逆に怖いというか。ポップで可愛いサイトだったし、ランキングとかを見ても名前が載っているお店だったので、どれがいいか悪いかは分からないなりに、直感で安心かなと思って」
「綺麗すぎると怖い、ポップで可愛いと安心」。これは、この連載で初めて聞いた選び方でした。ただ、判断の根っこは他の応募者と同じで、**「知らない世界だから、信頼できそうかどうかで選んだ」**ということです。ランキングサイトに名前があること、公式サイトに人の気配があることが、応募のハードルを下げていました。
## 4. 不安: 「そもそも、どういう世界か知らなかった」
── 応募する前、不安だったことはありますか。
「めちゃくちゃ人数がいる仕事でもないし、大きく『こういう仕事です』と言われている仕事でもないじゃないですか。身バレとか諸々含めて、そもそもどういう世界なのか知らなかったので、不安はありました。今ももちろんあります。でも、ネットを見る限り、コミュニケーションを大事にして来られる方が多いイメージだったので、そこはちょっとだけ自信を持ってはいます」
── 応募してみて、お店のサポートはどうでしたか。
「返信がすごく早いです。僕はバイトがいろんな時間帯で、すみません、深夜に送ったりするんですけど、すぐ返ってきたり、次の日には丁寧に全部対応していただけるので。プロフィールの素材とかも、早めに送ってみたら、どんどん次の案内を流してくださるので、ありがたいなと思っています」
> 深夜に送っても、次の日には丁寧に全部対応してもらえるので、心強いです。
> ── りょうすけさん(24)
## 5. 面談で見つかった武器: 距離の詰め方と、「手」
ここは、私がインタビュアーとして一番書きたかったところです。りょうすけさんは、取材開始から5分で私に敬語を崩させ、途中で記者を完全に自分のペースに巻き込み、中学時代に1年で46回告白された話を「申し訳なさそうに、こちらの顔色を読みながら」出してきました。鼻につかない。**初対面の人に自分を「ディスらせる」「突っ込ませる」ところまで、一気に持っていける**人です。この技術は、教えて身につくものではありません。
そしてもう一つ。「唯一、何度も『うまい』と言われたことがあるのは指」という話が出たとき、画面に映った手を見て、私は即決しました。**顔をフルで出せなくても、この手は出すべきだ**と。ペットボトルを持っている手元、コーヒーカップを持つ手元。それだけでファンがつく手をしています。記事用の写真は、手が写る1枚を入れてもらうことになりました。
「カップを持っている手元だけでファンがつく」と記者が言った、その手です
毛先まで自分で切っているという髪。顔は出さない方針なので横からの1枚
顔出しを避けたい人へ、これはかなり重要な情報だと思います。**顔を出さないなら、代わりに何を出すかを一緒に考える。**それが面談と取材の役割です。りょうすけさんの場合は「会話のテンポ」と「手」でした。あなたの場合は、声かもしれないし、体格かもしれないし、経歴かもしれません。
## 6. これから: 「一回目から、久しぶりの空気で」
── お客様に、どんな時間を提供したいですか。
「物理的なところはもちろんちゃんと提供しつつ、それ以外の、コミュニケーションを求めている方もすごく多いのかなと思っていて。嫌なことを話してもらったりして、会話でも癒せたら、元気にできたらいいなと。初めてのお客様にも、丁寧に探って探って、というより、いい意味でいつも通りの雰囲気を最初から流したい。『1回目じゃない』みたいな空気を出せたらなと思っています」
りょうすけさんは取材時点でデビュー前、プロフィールは素材を提出した段階です。この連載で毎回書いているとおり、**この仕事は入ってすぐに稼げるような簡単な世界ではありません。**コミュニケーションに自信がある人でも、デビューしてから日記の更新やプロフィールの手入れを地道に積み重ねて、少しずつお客様に見つけてもらう——ここからが本番です。りょうすけさんは高校時代、「痩せたらイケメン」と言われて3ヶ月で24kg落とした人です。「決めたことを守るのは気合い」という言葉を、これから証明してもらいます。
## 7. 応募を考えている方へ
最後に、取材の終わり際にりょうすけさんが言った言葉を、そのまま置いておきます。「顔を出したくない」と思っている人ほど、読んでほしい一言です。
> まだ経験もしていないので偉そうなことは言えないんですけど、コミュニケーションが大事な仕事だと思っているので、そこにはちょっとだけ自信を持っています。気楽に、来てもらえたらなと思います。
> ── りょうすけさん(24)
- [セラピスト採用面接で本当に見られているもの|基準と研修の流れ](https://www.sutoroberrys.jp/ikeo/interview-and-training-guide)
- [35歳・未経験で応募したセイラさんの全記録](https://www.sutoroberrys.jp/ikeo/seira-35-recruit-story)
- [鍼灸の国家資格を持つ23歳が応募した記録](https://www.sutoroberrys.jp/ikeo/riku-shikaku-recruit-story)
- [福岡店の求人詳細・応募はこちら](https://www.sutoroberrys.jp/store/fukuoka/recruit)
※本メディア「イケオラボ」は、女性用風俗ストロベリーボーイズが運営しています。
よくある質問
Q. 顔出しをしなくても働けますか?
働けます。りょうすけさんも顔をフルでは出さない方針で応募し、面談で「手」と「会話のテンポ」を前面に出す方向が決まりました。写真はモザイク加工や手元・後ろ姿での掲載が可能です。顔出しの範囲は面談で相談できます。
Q. 本業や別のバイトと掛け持ちできますか?
できます。りょうすけさんは福祉の仕事を続けながら、時間帯の不規則なシフトの合間に登録を進めています。連絡が深夜になっても翌日には対応してもらえた、というのは本人の言葉です。
Q. 業界未経験ですが、応募できますか?
できます。りょうすけさんも「そもそもどういう世界か知らなかった」状態で応募しています。研修は、マニュアルでの学習→ホテルでの実技→モニター制度→デビューという流れです(研修の記事参照)。
Q. 怪しいお店と、そうでないお店の見分け方は?
りょうすけさんの基準は「綺麗すぎると怖い、人の気配があると安心」「ランキングに名前が載っているか」でした。加えてこの連載でおすすめしているのは、応募フォームの内容、研修の流れが公開されているか、在籍セラピストのインタビューが読めるか、の3点です。この記事自体が、その3つ目にあたります。


