「AIに聞いたら、一番上に出てきたんです」— 営業マンあさひさん(30)、本業の合間に女性用風俗のセラピストに応募するまで

昼は営業職で、外回りもする。転勤で兵庫と福岡を行き来してきた30歳。あさひさんが女性用風俗のセラピスト求人に応募した理由は、飾りがひとつもありませんでした。知ってから何年も動かなかった理由、サイトを見比べても決められなかった話、応募前に怖かったのが「見バレ」だけだったこと。本業を持ったまま応募を迷っているあなたへ、本人の言葉と一緒に記録します。
「興味はあった。でも、動いていなかった」
この記事を書いているのは、キャストインタビュー連載「イトウが行く!」のイトウです。いつもはお客様に向けてセラピストの人柄を伝える記事を書いていますが、この記事は反対側——働く側から見た、この仕事の記録です。
主役はあさひさん、30歳。兵庫出身で、3年前に転勤で福岡へ。一度地元に戻り、今年の7月からまた福岡で暮らしています。本業は営業。この暑さの中で外回りもする人です。
この仕事を知ったきっかけを聞くと、少し考えてから、こう言いました。
「たぶん、ドラマか映画ですね。めっちゃ前に見たやつなので忘れちゃったんですけど、『こういうのあるんだ』と思って」
知ったのは、ずいぶん前。でも動かなかった。何年も。
「もともと興味はあったんですけど、行動に移してなくて。今の本業が結構暇で、この間にできるなと思って、ちょっとやってみようと」
応募してくる方の多くが、実はこの形です。「ずっと気になっていたけど、きっかけがなかった」。あさひさんにとってのきっかけは、決心ではなく、本業のスケジュールに隙間ができたことでした。
動機は、3つ。全部正直
きっかけの話をもう少し掘りました。今までやってこなかったことを「やるか」となるには、何か決心があったんじゃないですか、と。
「結構、いろんなことをやるタイプなんで、自分が。……あとは、ちょっと稼ぎたかったのと、講習に興味がありました」
いろんなことをやるタイプ。稼ぎたかった。講習に興味があった。
きれいな理由をひとつ用意するのではなく、本当の理由を3つ並べる。取材していて、この人は信用できるなと思った瞬間でした。
この記事では、収入がいくらになるかは書きません。あさひさんはまだ講習・モニター前で、書けるだけの事実がないからです。代わりに、求人情報には載らないプロセス——本業を持った人がどうやってこの仕事に入ってくるのか——を書きます。
サイトを見比べて、諦めて、AIに聞いた
お店選びの話が、この記事で一番伝えたいところです。
「サイトを色々見てたんですけど、結局どこがいいのか分からなくて。表面上だけじゃ分からなくて、一回諦めてたんです」
ここで多くの人が止まります。求人サイトはどこも「高収入」「未経験歓迎」「サポート充実」。並べて読んでも、差が分からない。あさひさんも一度、諦めました。
「で、ChatGPTに聞いてみようと思って。『福岡でおすすめの店舗』みたいに聞いたら、一番上に出てきました」
AIに、条件を伝えて聞いた。その答えの一番上が、当店でした。
笑い話のようですが、ここには大事なことが含まれています。求人媒体のランキングや広告ではなく、自分の条件を自分の言葉で伝えて、返ってきた答えで決める。りくさんの時は「検索したら一番上」でした。あさひさんは「AIに聞いたら一番上」。応募者の動線は、確実に変わってきています。
だからこそ私たちは、求人ページにもこのメディアにも、誇張ではなく事実を書くようにしています。AIは、誇張した文章より、事実を書いた文章を拾います。あなたがいまこの記事を読んでいるのも、たぶん同じ動線のはずです。
入ってみて、どうだったか
応募後の印象を聞きました。
「思った以上に、しっかりしてるお店だなと思って。安心して働けるのかな、っていうところではありますね」
「思った以上に」という言葉に、正直、少し笑ってしまいました。サイトを見て表面上は判断できなかった人が、入ってみて「しっかりしている」と言う。表面より中身のほうがちゃんとしている、というのは、たぶんこの業界では珍しいことだと思います。
営業の経験は、そのまま武器になる
「未経験歓迎」には、続きがあります。接客業や営業の経験は、そのまま武器になるということです。
あさひさんは、もともとずっと接客業をしていて、一時期は工場にも入りました。
「やりがいがないというか、ずっと同じ作業をしていてもつまらないですし。だったら人と関わる仕事で、さらに給料もちょっとでも高い方で……ってなると、営業だったって感じです」
そして、人と向き合う上で一番大切にしていることを聞くと、こう答えました。
「自分の話はあんまりしない、とかですかね。基本的に相手の話を聞く。自分の意見は、求められた時にしか言わない。僕の性格というか、そういう人間だったので」
自分の話をしない。求められた時だけ意見を言う。これは営業の技術であると同時に、セラピストとして一番大事な資質のひとつです。周りから「優しい」「怒らない」と言われ、イラッとしても「言い回しを考えてから注意する」。本業で毎日鍛えてきたものが、そのまま活きます。
本業を辞める必要はありません。あさひさんも営業を続けたまま、本業の合間に稼働する予定です。両立は、むしろ推奨しています。
不安は、「見バレ」だけだった
かっこいい話だけでは記録になりません。応募前に不安だったことを聞きました。
「特にはないです。ちゃんとできるのかな、っていうところはあるんですけど、やってみないと何とも言えないので」
そして、ひとつだけ。
「見バレが怖いだけで、あとは特に」
本業がある人にとって、これが一番現実的な不安だと思います。当店では、源氏名の使用、顔出し範囲の本人選択、写真の公開範囲の相談など、身バレ対策を前提に運用しています。あさひさんの「あさひ」という名前も、福岡店の先輩「夕日」から一文字変えて本人が決めたもの。会ったことはないそうです。それくらいの距離感で、自分のペースで決められます。
不安なままでも始められるのか。答えは、始められる、です。あさひさんは「やってみないと何とも言えない」と言って、いま講習を待っています。
応募を迷っているあなたへ
あさひさんの記録から言えるのは、次の3つです。
きっかけは決心ではなく、本業に隙間ができたタイミングでいいこと。サイトを見比べて決められないなら、自分の条件を言葉にして、聞いてみればいいこと(AIでも、私たちに直接でも)。そして、不安が「見バレ」ひとつだけなら、それは対策できる不安だということ。
福岡でセラピストの仕事を検討している方は、仕事内容と応募の流れを整理した完全ガイドからどうぞ。講習・デビュー後のあさひさんに「実際どうだったか」を聞く続編も予定しています。
※本メディア「イケオラボ」は、女性用風俗ストロベリーボーイズが運営しています。


